大っきなオヘソ(2)
宝覚寺・台中
台湾ぐるり一周5日間のツアーに申し込んだのは10月末の事。
毎年末はどこか暖かい国で過す事にしています。ここ2年は石垣島と宮古島の離島!
近すぎる外国、いつでも行けるさって残していた台湾。フッと「行ってみようかな!」と。
朝7時の集合です。前日旅行社から掛かってきた時参加者は7名と聞きました。
広島空港でチケットを頂き9時に機上の人となりました。
日本より1時間遅れと聞き時計を遅らせました。
いきなり、機内食です。余り好みじゃ有りません。
石垣島と同緯度だからと。半袖をしっかり仕度して来ました。
3時間位かな。あっと言う間に着きました。
人々に混ざってドンドン進みました。早く行かなければ・・・と気がはやります。
長い廊下を出たところにシャトル便の電車が待ってました。何も考えず、人にも聞かず!
気がつけば入境(入国)出口じゃなく乗り継ぎ口(トランジット)出口に出ていました。
このままここにいたんでは不法入国者となりかねない・・・とか何とかパニクリました。
大慌てで日本語の解かる人を探しました。それから、今来た途を後帰り!
シャトル電車の所で空港関係者らしき人が居ました。大急ぎで「入国」と書いた紙を渡す
付いて来いってなゼスチャー。その上従業員の通る通路を短く横切りターンテーブルまで
タッタ、タッタと走りました。心臓がパクパクします。スーツケースを引っ張り取って。
出口に旅行社の旗が見えました。持った彼女の所へ駆け寄るなり1万円札を出し「両替」
そして・・・。自動販売機の前に走りこみお茶を一本買いました。ふぅ~~!
仲間はファミリー4人組と夫婦連れ、それにワタクスの7人です。
最初の昼食でいっぺんに仲良くなりました。寒い台湾でした。
台北からバスに乗り今夜の宿泊地、台中まで120キロ走りました。ボロッチイ車でした。
巨大な弥勒菩薩の像の前で写真を撮りました。みんな細くて痩せて見えました。
それにしても大きなオヘソじゃあぁ~りませんか!お顔が優しそうですね。
市内のアチコチは昔日本の統治下にあったという名残がしっかり在りました。
お年よりは日本語のできる人が多いそうですが、ホテルでも結構日本語でしたよ!
添乗員さんは若い人でした。面白げな日本語を語るので時々理解に苦しみます。
自分流に解釈していきました。しっかり勉強している様子が伝わってきて可愛いです。
ホテルには4時に着きました。近くの水の美しい市民の公園までタクシーで行きました。
片道25分も走ったのに200元(600円)でお釣りが来ました。とっても安いです。
赤い橋が美しいので気を取られていたらスッテンコロリ^^;;転びました。
「イテェーッ!」とヤヤあって立ちました。大ごとにならなきゃいいのにと。
犬の散歩中のおじいさん(おばあさんが言うかなぁ)が「○△×・×△○・・・?」と話す
足元の石畳のめくれた所を踏みながら「コレ二、ツマズイタナァ」と言ってるらしい。
すんません。どう返事していいやら。でも痛くないフリをして、お辞儀をして去ったよ!
その時メール有り!(空港を出たとき電源を入れたら海外仕様のメールが入っていた)
「いつもの調子で無茶をしては駄目よ。そこは外国という事を忘れないように」
親友から、きつい説教のメールだった。それで我に返った!そうだ、帰って寝ようっと!
そんなに寒くは無いけど。思っていたより暖かくも無かったよ!
運転手さん、助手席も入れて18人乗り位の車で移動です。
今回の旅はバスを3回乗り換えました。最終日のバスが一番良かったです。
4日目、花蓮から台北までは2時間の列車の旅でした。
大きなケースを持っての移動はきつかったけど、列車に乗るなんて。楽しかったです。
初日の空港内でのハプニングには正直パニクッテ仕舞いました。
知ったかぶりで訳もなくサッサと行った自分を恥じます。
このしくじりは一人胸に秘めて帰ってきました。よい勉強になりました!
by kazumi1713 | 2010-01-06 17:55