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50年前ですって!

何回みても!
テレビを点けると、いきなりオードリーヘップバーンが現れた。「ローマの休日」だ!
慌てて時計を見た。始まって間が無いなぁ~、見ようっと。したいことを後回しにして座った

王女と新聞記者との切ない1日の恋を描いている。トレビの泉や真実の口など、
永遠の都・ローマの名だたる観光スポットを登場させていることでも有名ですね。
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1954年の作品だって。当時は1~2年位遅れての放映だったから田舎町の私は
中学生になってから見たのかしら。

イタリア旅行したのは10年以上昔の事。真実の口に行きましたよ!
ローマまで来てあの「真実の口」を見ずには帰れない。
コースには入ってなかったので個人的に、地下鉄に乗っていきました。

ガイドさんに地下鉄の名前を聞くと「チルトマッティモ」という「汁粉真っ白」と覚えた!
スリが多いから気をつけるようにって、ガイドさんからしっかり聞かされていました。
イタリア語がわからないので、ホントーに苦労して着きました。
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「真実の口」は正式には海の神ネプチューンの顔が彫られたマンホールの蓋でした。
教会の入り口に立てかけられていました。
ペックは手首を隠して・・・腕を抜き取り、王女に見せますね。このシーンは
ペックと監督・ワイラーは新人ヘプバーンの女優としての力量を引き出すために腐心した。真実の口のシーンにおいて、ヘプバーンの自然な演技を期待し、ヘプバーンに黙ってあたかも本当に手が挟まれ取られてしまうように図った。そのようなことが起こることを知らなかったヘプバーンの演技は自然で、2人を十分満足させるものであり、あのシーンが出来上がった
その様に書いて有りました。
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 (当時の写真を探しました。それをスキャンしてここに取り込みました。今のワタクスって
  こんな芸当が出来るんだ!あの頃の自分では考えられない進歩だ!)

何回見てもその時、その時に違った観方が出来ますね。
そして、初めて知ることも有ったりします。市内をスクーターで走って警察署に連行されて
「結婚式に来て、時間に追われ、走り回ってて、次々とぶつかりました」なんて嘘。
だから、ペックの差し出した腕が無くなってるのは信じてしまう王女なんですね。今知った!
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ラストシーンの言葉
 「Rome! I will cherish my visit here in memory, as long as I live.
  ローマです。生涯この地の思い出は大切にしていゆきたいと思っています」

主人公のふたりは、最後の最後まで告白めいたことは一度も口にしない。それでいて映画を観ている私には、ふたりの胸のときめき、一緒にいるときの安心感、相手を思いやる気持ち、別れる時の身を切るようなせつなさなど・・・、さまざまな感情を共に感じることができました。

誰もいなくなった会場から主人公は一人去っていきます。最期にもう一回振り返ります!



「25年間も続いてるなんて・・・ねぇ~!」
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11人の、中の一人が呟いた。
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そんなに続いているの?そういう私。
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今日は年に2回の食事会。昨年末集まれなかったので今日になった!
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下げてきたお土産のプレゼント交換は最後のお楽しみ!
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楽しい集いの時間は飛んで行く!幹事さん、ありがとう!

by kazumi1713 | 2010-02-11 07:20