忘れえぬ風景と人々
人生は出会いが大切!
身支度を整えホテルのロビーで待っていた。其処へカッコいい中年の紳士が入ってきた。
彼だ・・・瞬間的に立ち上がった私。でもその人は「待ち人ではなかった。
続いて現れた人こそ私の今日の旅先案内人「amamianguide・きさん」だった。先の人
よりもっとカッコよく長身でスポーツマンで礼儀正しい人で想像以上の好印象の人だった。
去年の6月頃ブログでtokorinさんを知った。彼女を通じてpatinhaさん、HORTUNEさん
それからamamianguidさんと。私のブログは俄かに奄美の人々で賑やかになった。
今日までの行程を組んでくださり、約束のこの時間に迎えに来て呉れるまでのセッティン
グは、TOKORINさんのシゴト!キッチリセットされたスケジュールは全て狂いなし。
去年の3月からブログを始めました。一体今ブログ人口って何万人居るのでしょう?
顔も見えなきゃ声も聞こえない。どんな人かも知らないみえない世界で毎日交信し合う
のです。心をどれだけ通じ合わせる事が出来るのでしょう!
考えようによってはこれほど怖い世界は有りません。奄美へ行こうと決めたのは9月の事
行動力のある私の決断は早い。相手を見る目もある(?)先ず・・・狂いなし!
彼は思ったとおりの人、それ以上の人でした。森の中も、マングローブの林も彼なりの計算
ずくのスケジュールで多くの未知の世界を案内して下さいました。素晴しかった!!!
カヌーを漕ぐ下手糞な私の為に、水の中に入ってカメラを写しやすくしてくれる少年は
カヌーのガイドさん。年の瀬の29日の水の中・・・ここでも言葉にならぬカンドーの出会い
が有りました(カヌーは一人用・2人用2種類ありました)
住用川は海水と真水が混ざっています。マングローブは真水だけを吸い上げて成長します
中には海水も混ざっています。それは犠牲になった葉っぱが吸い取って枯れて落ちて・・・
死ぬそうです。植物の世界の自然の摂理を若きガイドさん(水に入る)から教えられました。
その夜「きさん」の奥様の夕食に招かれました。奄美の焼酎とご馳走がドッサリ。そこで又
大きな「出会い」が待ち受けていました。てふてふさんと言うブログ仲間と三味線です。
プロ級のてふてふさんの弾き語りは「朝花節」をはじめ奄美のシマ歌の数々・・・こんなに
素晴しい「出会い」がこの世に有るでしょうか!島言葉で歌ってくださいました。それも私
一人に特等席を仕度して。今年一番の感動のひと時となりました。
patinhaさんの言う所の奄美の良さは多くを語らなくてもお解かり戴けたでしょうか!
懐の大きい開けっ広げの人情味たっぷりの人々の住む所だという事が染み入る夜でした!
金作原の森
1 ヒカゲへゴ 世界一大きいシダ(日陰が好き)
2 パパイヤ もいで切って下さいました(又載せます)
3 人面木 「笑顔の婦人」見方によって・・・そう見えません?
4 神秘の湖 四駆の車で奥地まで進入
マングローブの森
5 展望台から見下ろした風景 豆粒の様な5つのカヌー
6 奥地まで入りました。
7 浅瀬に下りてカヌーを引き停め 写真を撮る私をカバーするガイドさん
8 マングローブの根っこ
9 三味線 島の人だからといって誰でも弾けるものでは有りません。
10 美しい奄美の海 この海が温かい人情を育む源!
by kazumi1713 | 2007-01-07 01:40