南十字星を観測しよう!
サザンクロスが輝く日本最南端の島
あれが昴です。今夜は火星も見ましょうね!火星は二年二ヶ月で太陽を一周します
そんなぁ~?こんなに沢山の夜空の星の中からどうやって・・・?
那覇から1時間、乗り継いで石垣空港へ、そこから船で1時間石垣島から海上60キロの
島に夕方着きました。そこは一周しても十二キロほどの小さな楕円形の形をした波照間島
夜を待ちかねて星空観測タワーの屋上に立ちました。昼間24度も有ったその夜南の島を
吹きわたる風は暖かく心地よいものでした。係りの人は懐中電灯の様なもので空の
一点を射します。なんと・・・その光は目的の星を一直線に照らすのです!
カシオペア、牽牛、織姫、アンドロメダ・・・次々と夜空を指してお話が展開していきます。
この島では80数座の星座を見ることが出来ます。なんと神秘的な星座のお話でしょう
コンピューター制御の大型望遠鏡やプラネタリュームを駆使しての夜間観測を初めて
体感しました。生まれて初めての星空観測です。凄く驚きの経験になりました。
朝陽の昇る少し前、あのあたりに南十字星が見えます。四つの星は直ぐ隠れます。
朝6時前かぁ~。来て見ようかなぁと思いました。牧場の広がる島の南の方です。
フィリッピンから押し寄せる波が打ち付ける絶壁、パウダーサンドの白い砂浜
朝陽を拝みに・・・早起きして来てみようかな!それで出かけて見ました。
見つけたかって?ダメですね、俄か観測者には。4月から6月頃一番観測できるんだって
でも、朝陽に輝く「星空観測タワー」が撮れたから。マッ!いいっか^^
離島桟橋からは沢山の船が出ています。
波照間島へは一日3便有ります。海上60キロの島まで滑るように1時間で行きます。
琉球王朝時代、この上に立ち火の見張りをしていたと言う「コート盛り」です。
人口500名ほど、島には信号がありません。夜になると街灯も無く真っ暗闇です。
いつまでも、いつまでも手を振って桟橋の人々と別れている人と一緒になりました。
by kazumi1713 | 2008-01-04 01:23