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自然に抱かれて!

「風のガーデン」と「鉄道員(ぽっぽや)」(4)

テレビ・映画の舞台になった処!
小鳥の声で目が覚めた。十勝平野の朝は、とにかく心が大きくなるくらい伸びやかな気分だった。
世界でもここにしかないという「モール温泉」に朝も浸かった。
ドイツ語で泥炭を意味する「Moor」の名前の通り、泥炭を通して湧出しているもの。
植物性の腐食質が主成分となっており、美人の湯と聞いたぞ~♪

さて、出発です。
2日目の運転手・Fさん、張り切っています。私も慣れて助手席に乗り込みます。
ホテルから30分も走ると自然が一杯のこの町には不釣り合いの高い建物が出てきた!
いつか、スキーシーズンに見たことのある38階建てのツインズのビル?それそれ・・・?
 「トマムダ・タワーです」ドライバーさんが教えてくれました。
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ザ・タワーの後ろに見える山を抜けて富良野に向かいます。!
高いビルは、どこからでも見えます。バブルのころの建物だそうです!

昨日の平野を走るのとは違って、今日は樹海 の中をひたすら走りぬけます。
「ホントにこの道通ってもいいの?道間違ったんじゃないの」
新緑の木木は、私たち瀬戸内では見かけない北海道の樹ばかり!
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道道かなぁ~?県道より名もないような山道です。樹海の中を進みます。
「先週、この日のために全コース、一日かけて走りました。大丈夫です」
さり気無く運転手・Fさんは言いました。ハンドルを握る手は自信にあふれていました。

車の接近に驚いて小鳥が飛び立ちます。林の中で寛いでいたろうに^^;;
「アッ!鹿だ!」エゾシカが慌てて道を下っていきます。
新緑があまりに美しく、助手席で深呼吸の私。みんなは楽しいおしゃべりの花盛り
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団体旅行では決して通らないであろう道を走りました。愉快!愉快!

「幾寅の駅おりますか?見学しますか!」峠を降りた所、南富良野で聞かれました。
「幾寅って、なに?」そんな、降りて見るようなところかいな!
「高倉健さんの鉄道員・ぽっぽやの撮影された駅ですが」エッ、ほんま?降りる、降りるよ!
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幌舞駅か!そうそう、健さんンが家庭よりも駅を大切に思い、護り、赤ちゃんが病気しても、亡くなっても妻任せで、大竹しのぶ(奥さん)が泣きながら赤ちゃんを抱いて雪に中に立ってたなぁ~!
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セットがそのまま残されていました。だるま食堂まで建ってました。
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そこへチンチンと電車が入ってきました。本数が少ない路線だというのに^^♪
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紫色のじゅうたんの様なルピナス、清楚なスズラン、真っ白の風に揺れるマーガレット
駅舎は花々に包まれて、手入れが行き届き、予期しない観光に大満足の私たちでした。
どこかから、ひょいと健さんが敬礼して飛び出してきそうでした。

                      ★~~**~★~**~~★

「出逢い」
千歳空港で私の事わかるかなぁ~!」
見ず知らずのタクシー会社に決めてから、着々と計画を練りました。何もかも設定して
いよいよ、当日になってそんなことをふと考えた私です。
そもそも、タクシ会社を決めたのはネットで検索した「2社」との電話交渉でした。
私、こういうこと好きなんです。旅行に出かけるたびに繰り返し交渉する数々のことども。

人柄って大体、電話でおおよその見当は付きます。「ここに決めた」と思う人
これまで外れのあったことはありません。相手の人はどんなんかなぁ?
私の場合は、裸でぶつかっていくことでしょうか。素の自分を前面に出します。言葉は広島弁
希望の金額を提示、もう一社当たってる事、包み隠さず話します。強引な要求一応は渋りますがOK!
私って、こういったこと好きみたいです(自慢話ばかりしてごめんなさい^^;;)
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今回の旅の楽しさはこのドライバーさんにありました。
だれの、どんな質問もしっかり応えてくれます。大きなバスと違い、人数も少ないので
多少のわがままな注文も叶います。土地の人に聞いてるんだから答えも的確でした。

やがて、プリンスホテルの庭園、テレビドラマの舞台「風のガーデン」に着きました。
駐車場で降り、庭園の移動バスに乗り換えます。美しい林を抜けると
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富良野の風に揺れながら2万株の花々が咲く美しい光景がめのまえに!
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テレビドラマのグリーンハウスが建ち、ドラマ撮影時そのままに!
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わたし、そのフジテレビの評判ドラマ見てないのです。寒暖差の激しい北国ならではの庭園
ガーデンデザイン上野砂由紀さんの植えた花々をただ見て回ったんです。
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365品種以上の花々が咲く「風のガーデン」2年の歳月をかけて植栽された二万株の花々
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とっても良いお天気に恵まれました。半袖で歩いている人もいます。
一人歩きの道、花の草原を経て、停車場まで帰ってきました。
 ♪~ここは風の通り道 花々の生命が輝く処~♪ でした^^♪
パンフレットに添えられた言葉通りの花の、いや「風のガーデン」でした!

手当たりしだい
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by kazumi1713 | 2012-06-29 11:18

北の大地

十勝平野(3)
自然の美しさ

北海道を感じたいなら、なんといっても十勝平野かな!私はそうおもう!
そりゃぁ、北の礼文島も、東の知床半島も、とっても素晴らしかったけど。

北海道の空の玄関口、千歳空港から目的地に向かうとき私たちはまず道央道を走る。
札幌の街は人口200万人以上の大都会、ビルの谷間を抜け、高速道も見慣れた風景!
広々とした景色を期待していても、いきなりは目に触れることもない。
私たちが日頃見慣れている風景となんも、変わらん風景なんよね!
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広い平野と、ジャガイモ畑、ひょっこり健さんと倍賞千恵子さんが出てきそうな
なんか、そういった、だだっぴろい,日常見慣れない風景を期待する・・・のよね!

映画の見過ぎかなぁ~?旅の一週間前BSで
「遥かなる山の呼び声」と「幸せの黄色いハンカチ」と、たて続けて2本も北海道ものを!
単純な私は、すっかり主人公におさまっちゃっていて^^;;
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そんな私を満足させてくれる風景が、ここにありました。
十勝平野を襟裳岬から北上すると、これでもか、これでもかと平野が拡がりを見せてくれる。
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その日
襟裳から帯広・幕別のホテルまで、2時間はかかる路を夕日と駆けっこしてホテルまで!
これぞ北海道、デッカイドーといった道を走りました。行けども行けども一直線の路!
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5キロ、8キロと続く直線道路はどこまでも、どこまでも^^♪
この辺りは小豆の産地だそうです。「ござそーろー」の餡子の町じゃなぁ~と口々に!
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雨に濡れた道に、夕日が輝いて!一本道の行く手を照らしてくれました。
宿には7時につきました。この日ドライバーさんもこの宿に泊まりました。

                      ★~***~★~***~★

翌日5時前に起きました。
空は明るく、町は霧の中に沈んでいました!(ベランダから撮りました)
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昨夜は二人部屋の洋室、9階でした。確かに今回の旅の設定はしました。
それがため、運転手さんの隣という良い席に恵まれた私です。
ですが、私の仕事は・・・そこまでです。あとはリーダーさんに託します。
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リーダーさんは空港でチケットの受け渡しに始まり、全員を束ねます。そして会計さん
この仕事も結構大変です。入場料、食事の支払い、リーダーさんと計って!

アタシですか?写真三昧、笑ってみんなについてゆきます。
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皆から徴収したお金を「一つ財布」に入れて、そこから一切を支払います。
ガーデンの入場料も、旭川動物園も・・・広島空港までの乗用車のガソリン代も!
私の夜の「お酒」もこの財布から出ています^^;;
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というわけで
5時の朝風呂に入って、十勝平野の朝焼けを見て、美味しい朝食をとって
二日目の皆についてホテルを出ました。それがまた広島より暑い位の上天気。
トマムを通り、山を抜けて富良野まで!次回に続きます!

花畑牧場
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by kazumi1713 | 2012-06-26 10:49

風と波

襟裳岬(2)
風はひゅるひゅる 波はどんぶらこ~♪

襟裳岬に立つ
これは、長年の夢だった!このコースはなかなか企画されなかった。
今回の旅行社の企画は
「花咲く富良野・美瑛・北海道ガーデン街道・秘境えりも岬・旭山動物園」
と、飛びつくコースだった!行こうっと!あっという間に仲間がそろいました。
毎月、コツコツためた積金に少し足していかれる予算でした。
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日高山脈の南端部に位置する岬には、沖合い7kmまで岩礁が連っているこの景色!
あぁ~、ここに立つことが出来るんだわ!うわぁ~~ぃ!

襟裳岬灯台は海抜73mに位置し、光達22海里。
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沖合で暖流の黒潮(日本海流)と寒流である親潮(千島海流)とがぶつかり、
濃霧が発生しやすい岬とか。また強風が吹きやすいことでも知られる・・・と聞いた!
ところが
募集人数の半数も届かず3週間前にキャンセルとなった。
すでにスケジュール調整済みの皆、諦めきれぬ思いが充満!

そこで諦める…そういった私ではない。自分たちの企画で行こうと思った。
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ホテルパックの旅行券を求めた、まず広島ー羽田経由で、羽田ー千歳間のチケット確保。
沖縄の時はレンタカー使用で走ったけど、今回はジャンボタクシーをチャーターすることに!
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私のやや強引な格安料金を飲んでくださったのは札幌郊外のタクシー会社。
当日はモチロン千歳空港までお出迎え。それがまた、なんといいドライバーさんだったこと。
このお話はまたのときにしてっと^^♪

空港からが高速道を苫小牧まで、降りてからは、太平洋を右手に見ながら岬までの
路180キロをひた走り。競走馬で知られた日高山地が前方に広がる。
カラフルな今様の建物がおもちゃ箱のように並んでいて、明るい町が出たり引っ込んだり^^♪
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やがて、岬が見えてきた。見えてから結構細長く海岸線が続く!

道中は小雨から大雨に、霧が前方をふさいでいたが。岬に立つときはカラリと晴れて!
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360度、ぐるりと見渡せる岬に立ちました。
         ♪~かぜはひゅるひゅる 波はどんぶらこ
           誰か私を 呼んでるような
           えりも岬の 波と風・・・~♪

♪~えりもの はるは 何も ない春です~♪
 森進一の歌より、50年前の島倉千代子の歌の方が身に染みて^^;;
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だってぇ~、風速25mの風は、手足を痛いほど横殴りします。
立っているのがやっとなんです。一年の270日は風速10m以上の強風が吹くとか。
そこで、岬の先っちょに「風の館」が建っているのです。
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総ガラス張りの建物からはあの強い風がうそのようで。望遠鏡で外を眺めます。
ここにはアザラシが500頭ほど生息していて、4~5月は子育てのころだとか。
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頭がぴょこぴょこ出たり引っ込んだりするのを見ました。
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~なにもない春です~
この歌詞に抵抗があって、町民こぞって海岸線の草原を育てました。
今ではミネラル多い丘からの水を受け、豊漁の続くえりも町です。
思った通りの素晴らしい岬でした。いや、あの風は想定外だった!!!
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次回は、ただただ広い、一直線の道路が続く「十勝平野」です。

街路灯
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by kazumi1713 | 2012-06-24 20:15

風極の地

ババ色の乙女たち(1)
 かけ足で、北の大地を行く!

ただいまぁ~♪
梅雨のない6月の北海道、いまどきの旅行ならそうよね!
ということで、女8人旅・北海道旅行へ出かけました。

ムカシ・昔のお姉さま方8人の希望はまちまちで。とりあえずこんなところへ!
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美瑛の丘「ケンとメリーの木」です。
梅雨の季節、この時期の富良野は見逃せませんね^^♪
からりと晴れた青空のもと、緑の畑が眩かったです~♪
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トルコブルーの「青い池」
ここは、余り観光客に毒されてなく、池を独占しながら散策できました。
余りの美しさに、歓声はとめどなく!白樺の並木を吹く風はさわやかでした。
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それから・・・今北海道の代名詞のようになってる旭山動物園
ここでは、白クマさんを目の前で見ることができました。
水中を泳ぐ白クマさんなんて、思ってもいなかったよ!
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小樽はもう、行かれましたか!えぇ、私も何度か訪れていますが。
今回は、仲間たちと一緒なので、またまた違った出会いがありました。
アジアのお客様が多く、行き交う人たちの言葉は耳慣れない会話でした!
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小樽から北へ40キロ、積丹半島の方へも足を延ばしましたが。
ここは20年ほど前にきましたが、風景は変わらず迎えてくれました。
海上ではウニ(バフンウニ・ムラサキウニ)の漁船がいっぱい出ていました。
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やはり
今回の目玉は「風のガーデン」でしょうか!私は見てなくて何もわかんない
でも、みんなはテレビの中井貴一の話で喧しかった!
2万株の花々が植えられていて 6月の花々が咲き乱れ香りがむせ返るようでした。
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富良野、美瑛の丘ではパッチワークの花が窓外に流れ
お喋りもせず、カメラをパチパチと。とっても忙しかった私です。
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しかい。今回の私の目的は・・・ここ、襟裳岬だったのです。
北海道は何度も訪れるけど、ここ「襟裳岬」だけは、遠くて行ってないのです。

雨と霧と風の中、憧れの岬に立ちました!思った通り心に残る岬でした!
岬のてっぺんに「風極の岬」という碑が立っていました!ズシンと心に響きました!

今回の最高のプレゼントとなった「青い池」ももう一回、登場です!
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これから、少しずつ話していきましょうね!さて、なにからお話しましょうか!
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by kazumi1713 | 2012-06-22 13:13

心の風景

自分の記憶によるイメージを作品に!

「もう、この日曜日で終わるよ!未だ行ってないんでしょ。行かなきゃぁ~♪」
友達に押されました。まだ、ずっと有るような気がしてたのに。

生誕90周年記念「山下清」展
2012年 4月28日→6月17日、わが町の美術館が巡回会場となっています。
この3月大阪を皮切りに福井、佐賀、大分、東京、富山、愛知と一年かけて巡回されます。
行ってきましたよ!大勢の人で、ゆっくりできなかったけど想像していた以上の立派な画伯でした。
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「みんなが爆弾なんかつくらなで いきれいな花火ばかりつくっていたら
 きっと戦争なんて 起きなかったんだな」


有名な「長岡の花火」の額の横にはこのように書いた説明書きのパネルがありました。
出品作品の180数点のほとんどに彼の行動、言葉の説明がありました。
彼の言葉は、一言ずつ心に響くものばかりでした。だから、時間がかかっちゃいました。
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その朝(友達に薦められた翌朝)のこと。
時計を見ると9時を回っていた。今日の予定は・・・と、ぼんやりした頭で考えていたら
おっと、美術館に行くんだっけと、いきなり頭がさえてきた。大急ぎで、開館に間に合った。
新緑がまぶしい中、この催しは大盛況。残すところ3日間というのも拍車をかけて。

「嘘と本当はどのくらいの割合によのなかにあるものだか、わからなくなる。
 大勢が本当だといえば 嘘でも本当になるかもわからないので
 世の中の事はぼくにはわからないのです」
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そりゃぁ、そうじゃ・・・と思いました。どの作品も読んでいると「うんうん」なんです。
こりゃぁ、本を買って帰ろうと思いました。読む片っ端から忘れていくからです。

画伯は(今までヤマシタキヨシと呼び捨てにしていましたが、ごめんなさい。画伯です!)
彼は風景はもとより静物画、さらに陶磁器の絵付けまでと、それは多くのものを手掛けていました。
どちらかというと芦屋雁之助のイメージが濃過ぎるアタシなんです。
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 今までエッフェル塔は世界一高かったのに
 東京タワーができて世界で2番目になってしまったので
 パリの人はがっかりしてしまったと思ったら
 エッフェル塔は高いだけが自慢じゃなく
 エッフェル塔から見下ろしたパリの街の美しさを一番自慢しているので 
 塔のてっぺんは東京タワーより低くとも、眺めるところはずっと高かった
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昭和36年、39歳の時40日間ヨーロッパに出かけています。第一章から三章までの作品のなか
第三章ではこのことが展示されています。

海岸に銅でできた人魚の像があって陸の方に向かって座っていた
ずっと前に別府で地獄めぐりをしたとき、本物の人魚がいるというので・・・(中略)
僕は生きている人魚を見たことがないので 人魚の話は迷信です

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                 ラ・ムスメ(娘)-ゴッホによる1940(昭和15)年

ゴッホが生きているときは絵がさっぱり売れなかったので 今になって絵がいくら高く売れても
描いた人はちっとも得をしない(中略)
絵を描くことを仕事にしている人の絵は その人が生きているうちにお金になった方がいいと思った


清は生きている間に一枚も売れなくて死んだゴッホンことを聞いて
「自分の絵が下手だから売れないと思って がっかりして死んだのだろう」と語ったという。
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                 ロンドンのタワーブリッジー1965(昭和40)年

額縁すれすれまで近づいてみました。うわぁ~っておもいました。
細かい紙切れの一枚一枚を重ねて張ってありました。異なった色が重なりあっています
晩年は目を悪くして、制作を止められていたといいます。
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伊藤若仲の「群鶏図」をモチーフにした貼り絵です。
張り絵は色があせるので、20年後に油彩で改めて創作。色が鮮やかな作品です

昭和46年、49歳の夏脳溢血で倒れ49歳の生涯を閉じました。
「今年の花火見物はどこへ行こうかな」
彼が夕食時に話したつぶやきが最後の言葉となったそうです。

     自分がよいところへ行こう 行こうと思うと
              少しもよいところへ行かれない
     良いところへ行こうとしなければ
              自然に良いところへぶつかる
     良いところへ行こうとするから
              良いところへぶつからないんだろう


お詫び
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by kazumi1713 | 2012-06-16 09:28

下津井タコ

突撃取材

梅雨なんですね!
朝、薄暗いので窓開けて、家のそばを流れる川を見た。水面に雨粒の輪が描かれている。
今日も雨! ♪~そうだ、梅雨なんだ~♪
でも、枯れそうだった庭の草花が生き生きして来て嬉しい!まるっきり手入れをしない私なんです。

下津井港
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     下津井節

        下津井港はヨー 入りよて出よてヨ
        真艫巻よで まぎりよてョ
        (トコハイトノエーナノエー ソレソレ)

        下津井港にョー 錨をいれりゃヨ
        街の行燈の 灯が招くョ
 
        下津井女郎はヨ 錨か綱かヨ
        今朝も出船を また止めた

        下津井よいとこヨ 一度はおいでヨ
        春は鯛網 秋は釣りヨ

        船が着く着くヨ 下津井港ヨ
        三十五挺槽の 御座船がヨ
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「なにか、安い魚さんはいないかな~♪ 」
お墓参りの帰り、海を見に下津井港まで廻った!
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ここは魚市場、お魚を安く販売してくれます。
水槽の中で、獲れとれのおさかなさんが泳いでいる。お兄ちゃんがカギ棒で箱を引き寄せ
お客さん指定の魚を網ですくい上げる。
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この「あんこう」は死にかかってるのかなぁ~?アンコウって幻の魚ですよね!
お兄ちゃんは、アホなアタシの質問に、弱っているので、腹を上にしているのではない!
水面近くに上がってくると、浮き袋が膨らんで、泳げなくなり浮くので、腹が上になってる
とオセーてくれた。アンコウが水をパチャパチャはねて「そうだ」と!レンズに飛沫がかかったよ!
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お客さんの注文は二匹の大きな下津井タコ!動き回って逃げようとしている。
「しめますよ」鮮度を落とさぬようにさっそくの荒仕事。
しめるって、どういうこと? と若嫁さんがおじいちゃんに聞いていた!
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秤に掛けて値段が決定。新鮮なうえ、安いのがこの市場の売り。

そこへ一艘の船が漁から帰り着いた。ドサリ!土間の上に獲物を投げ出す!
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赤銅色した漁師のおじさん。彼の腕より太そうなスズキが十数匹。大漁だこと^^♪
かごに、選り分けられて!秤にかけて伝票を切る。
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お兄ちゃんの手で、水槽にポイポイと投げ込まれた。
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新しいお客さんを待って、スズキさんが泳ぎ始めた!こりゃぁ、活きがいいはず。
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だって、おじさんの後ろに見える梯子の向こう側は、お魚さんのふる里なんですもん!

帰りは。ヤッパリお魚さんを胃袋にお迎えしなくちゃ^^♪
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ふふふ(^0^) それから・・・アジサイも^^♪
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8月のイベントに向けて、何もしないけど気分的に忙しい。
この時期、いつもどこかへ逃げ出したい私です。皆様のところご無沙汰ばかりで。ごめんね!

新緑の初夏
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by kazumi1713 | 2012-06-12 09:40

とおりゃんせ

菅原神社

笠岡の菅原神社には、全国でも珍しい全円アーチの石橋があるという!
私の住む町は県下でも東の端っこ、県境の街なんです。
ほんの一跨ぎ…すると、そこは岡山県の笠岡市。

長崎の眼鏡橋はあまりに有名です。でも、近いところにもあるなんて。
笠岡といえば10分も走ればといった近いところ!
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5月中旬頃、千株のカキツバタの花が咲いて美しいって聞いてました。
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どらっ!花を見てこようかな・・・・と、飛び出したのは5月の下旬。
菅原神社の庭園に、石橋は在るんです。細い路地をくねくねと。
探していきましたよ。説明のできないような奥まった路地に見つけました。
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車を置いてから神社に向かいます。向こうに鳥居が見えてきました。
新緑がきらきら光って、手招きしてくれます。

花には、少し遅かったかな!
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小道が100mほど続きます。両脇の家々に植えられた花々が美しい! 
       ♪~ここは どこの ほそみちじゃ~♪

菅原神社ってのは全国に1000社以上あるらしい。学問の神様だけど。
       ♪~行きは よいよい かえりは こわい~♪ 「?」
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    『通りゃんせ』
           作詞・不詳 本居長世 編・作曲

         通りゃんせ 通りゃんせ
         ここはどこの 細通じゃ
         天神様の 細道じゃ
         ちっと通して 下しゃんせ
         御用のないもの 通しゃせぬ
         この子の七つの お祝いに
         お札を納めに 参ります
         行きはよいよい 帰りはこわい
         こわいながらも
         通りゃんせ 通りゃんせ

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天神様って菅原道真公なんでしょ。大宰府に流されて、都に帰りたくて、帰れなくって。
行きはよいよい、帰りは恐いtっていうのは・・・・
怖い鬼さんになって、来た子供を取り込んで返さなかったんだって!
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石橋の上に立って、母からそうい聞かされていた歌の「とおりゃんせ」の意味を思っていました。

この石段を登って本殿まで行こうかな?戻ろうか?
(瞬時、こんな他愛もない事をためらうアタシなんです^^;;)
鬼さんがいてもいいや!新緑を見ていたら登りたくなりました。
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本殿の前には先客が一人いました。なぜだかほっとしました。
今来た道を振り返って撮りました。木々の緑が豊かです。
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帰ってから、さっそく調べました。

お礼(ふだ)
子供が産まれる前にお札を貰いに行き、7歳まで無事に育ったらお札を返しに(納めに)行くんです。
行きは良いが帰りは「お守りだったお札」がないので心細くて怖いということだったということ。
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怖いって意味にはたくさんのいわれが書かれてありました。
私の知識はあいまいなものでしたが、幼い時の記憶ってしっかり植えついているもんですね
何気なく歌っていた歌も意味が深いものなんね~♪

笑顔
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by kazumi1713 | 2012-06-03 10:51